肌荒れがひどい時にすべきこととは?肌荒れの改善法と悪化を防ぐ方法

しわについて悩んでいる女性

肌荒れは一度起こると、なかなか治らないもの。それどころか、次々と症状が現れ、どんどんひどくなってしまうこともあります。

ひどくなっていく肌荒れに、「どうすればいいのか困ってしまった」という方もいるかと思います。

肌荒れができてしまったら、まず考えるべきなのが改善と悪化防止。今ある症状を直すことと、これ以上肌荒れが増えないようにすることを意識することで、健やかお肌に近づきます。

ここでは、ひどい肌荒れに悩む人に向けて、肌荒れを改善するための2つの方法と、悪化させないように心がけるべきことを解説します。

ひどくなってしまった肌荒れ、改善するには?

肌荒れに見舞われてしまった時、基礎化粧品だけで改善しようと考える方が多いですが、実は起きてしまった肌荒れは、一般的な基礎化粧品では改善できません。

肌荒れを治すには、

  • 医薬品
  • 医師の診断・処置

といったことが必要になります。

医薬品で改善する

ドラックストアや通販サイトには、肌荒れの改善が期待できる医薬品が販売されています。塗り薬タイプや飲み薬タイプなど、ラインナップが豊富で、購入したその日から手軽に肌荒れ改善を始められるのも魅力です。

肌荒れに特化した市販の医薬品のほとんどは、第2類医薬品や第3類医薬品です。第2類医薬品と第3類医薬品の違いは、効き目が強いか弱いかではなく「副作用や相互作用などのリスクの高さ」です。

当然ですが、医薬品を使用したことによる副作用や相互作用は第2類医薬品の方が強くなります。

副作用や相互作用の観点から第2類医薬品に該当しないものは第3類医薬品になります。

関連記事>>肌荒れで何もしないのは危険!肌荒れ時の正しい対処は改善と予防

医師の診断・処置で肌荒れを治す

より確実に肌荒れを治したいのであれば、医療機関を受診しましょう。

その場合、受診すべきなのが皮膚科か美容皮膚科です。皮膚科と美容皮膚科の大きな違いはその目的。

皮膚科は皮膚疾患を治すための機関で、肌荒れの症状を的確に診断し、そのための薬を処方してくれます。診断の元、自分にあった薬を処方してもらえるため、市販の医薬品を試すよりも早く改善できることも。

主に、飲み薬やステロイド系の塗り薬を処方してもらえます。保険が適用されるので、費用をおさえて肌荒れ改善ができるのも魅力です。

一方、美容皮膚科は肌を美しくするための機関になります。そのため、肌荒れを治すだけでなく、シミやくすみを取り除くための施術やニキビ跡の治療、しわ・たるみの改善、美白ケアなど、肌を綺麗に見せるための総合的な処置を受けられます。

皮膚科よりも色々なことを行なっていますが、基本的に美容皮膚科は保険適用外。疾患を治すためのものではないので、費用は全額自己負担となります。

関連記事>>なるべく早く治したい肌荒れの対処法は改善しながら予防するのが大切!

肌荒れがひどい時に心がけるべきこと

しわを気にしている女性

肌荒れの原因は人によってさまざま。外部環境や加齢、体質でお肌が乾燥している場合もあれば、使っている化粧品や普段の紫外線がお肌への刺激となっていりことも考えられます。

いずれにせよ、肌荒れを起こしているということは、「お肌が弱っている」ということ。

ですので、肌荒れは改善も大切ですが、これ以上悪化しないようにするためのケアも欠かせません。

泡+ぬるま湯の洗顔で優しく汚れを落とす

肌荒れを悪化させたり増やしたりしないためには、まずお肌を清潔に保つことが大切。朝晩2回必ず洗顔をし、しっかり汚れを落とすようにしましょう。

この時注意すべきなのが洗顔方法。洗顔方法が間違っていると、肌に負担を与えてしまい、新たな肌荒れにつながりかねません。

洗顔をするときは、お湯でも水でもなく、30度前後のぬるま湯を使用します。水だと汚れが落ちない場合もありますし、逆にお湯だと肌に刺激を与えるだけでなく、うる おいに必要な皮脂まで落ちてしまいます。

ぬるま湯で顔を軽く濡らしたら、洗顔料を手にとってしっかり泡立てます。洗顔料を泡立てることで、肌をこすることなく優しく洗えるので負担が軽減できます。

泡で満遍なくお肌が洗浄できたら、再びぬるま湯を使って泡を綺麗に洗い流しましょう。このときすすぎ残しがあると、吹き出物ができやすくなるので泡を残さないようにしましょう。

最後に清潔なタオルで水気を拭き取れば、完了です。

関連記事>>肌荒れの起こりやすい場所・部位とそれぞれの対処法について

化粧水と乳液で保湿

肌荒れがひどいときは、清潔さだけでなく、健やかに肌を保つためのうるおいも不可欠。化粧水や乳液を使った保湿ケアを怠らないようにしましょう。

いつも使用している基礎化粧品でも問題ありませんが、「ちょっと刺激が強いな」「いつも感じないのにヒリヒリするな」と思ったら、スキンケアアイテムをチェンジ。

肌があれている間だけでも、敏感肌用のスキンケアや乾燥肌用のアイテムに変えてみましょう。乳液や化粧水をつけるときは、手でつけると肌に負担がかからないのでおすすめです。

関連記事>>気になる顔の保湿について 適切な保湿の方法と注意点

ベースメイクはできるだけ控える

お肌が健康なときはなんともなかったメイクも、肌荒れがひどいときは大きな負担になります。

販売されている化粧品にも「肌に異常があるときには使用しないでください」という記載があるように、お肌に異常がある場合はメイクを控えるのが理想的です。

ただ、人前に立ったり仕事で人とやりとりする機会が多かったりする場合には、どうしてもメイクが欠かせないですよね。

そういった場合は、ベースメイクはスキンケアと日焼け止め対策のみに止めるようにしましょう。その代わり、眉やまつげ、頬や唇などのポイントメイクを仕上げればメイクしている感がしっかり出ます。

関連記事>>肌荒れ時に大活躍!負担をかけないベースメイク・ポイントメイクとは?

クレンジングは念入りに行う

肌荒れ時に日焼け止めを塗ったり、メイクをしたりした場合は、クレンジングを念入りに行いましょう。ここで、メイク汚れを残してしまうと、毛穴を詰まらせてしまい吹き出物ができやすくなります。

このとき、使用するクレンジングは低刺激のものを選びましょう。洗浄力が高くとも刺激が強いと肌への負担となりかねません。

普段、刺激が強いクレンジングを使用している場合は、肌荒れが治る間だけ低刺激のものを使用しましょう。

肌荒れを予防するには

しわを気にする女性

今後、肌荒れで悩みたくないのであれば、肌荒れを予防することも意識しなければなりません。

肌荒れを予防するためには、肌荒れがひどい時と同様、普段から肌を清潔に保つ・うるおいを補って保湿するが欠かせませんが、以下のことも心がけてみましょう。

十分な睡眠を確保する

睡眠不足は健康だけでなくお肌にも作用します。肌荒れを防ぎたいなら、睡眠時間にも気を配りましょう。

どのくらい眠るかも大切ですが、特に大切なのが睡眠の質。長く眠っていても質が低ければ予防効果は低いです。

質を高めるためには、

  • 入浴は就寝の1時間前に済ませる
  • 就寝前はスマホやパソコンの画面をみない

といったことを心がけましょう。

適度にリフレッシュをする

肌荒れはストレスなどによって引き起こされることもあります。

日頃から運動をしたり、趣味の時間を確保したりし、リフレッシュの時間を設けることも肌荒れ予防につながります。

ひどい肌荒れは医療機関や医薬品で

肌荒れは基礎化粧品、ましてやメイクアップアイテムでは改善することはできません。改善するためには、医薬品か医師の診断・処置が必要です。予算やライフスタイルに合わせていずれかの方法で改善していきましょう。

ただし、これ以上肌が荒れるのを防ぐために自身で出来ることもいくつかあります。

肌荒れを防ぐためには、

  • 泡とぬるま湯で肌に刺激を与えず洗浄する
  • 化粧水と乳液で保湿しうるおいをキープする
  • ベースメイクはできるだけ控えてポイントメイクのみにする
  • メイク汚れが残らないようクレンジングは念入りに行う

といったことを心がけましょう。

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