肌荒れの起こりやすい場所・部位とそれぞれの対処法について

肌荒れついて悩んでいる女性

一度起こると、なかなか治らない"お顔の肌荒れ"。吹き出物が気になったり乾燥してヒリヒリしたり痒くなったりするだけでなく、印象や見た目にも影響するので非常に厄介なトラブルです。

しかも、これといった原因が思い当たらないこともあり、自然と治るまで待つしかないこともしばしば。

美容や健康に勤しむ方にとって、まさに天敵です。

非常に面倒な肌荒れですが、時に思い当たる節がない場合は、できている場所から原因を予測することができるかもしれません。

そこでここでは、肌荒れが起きやすい場所とその原因、対処方法について解説します。

 

肌荒れが起きやすい場所とは?

"美容の敵"といっても過言ではない肌荒れ。

吹き出物ができてしまったり、かゆみや赤みが出てしまったり、その症状は人によって異なりますが、お顔の中には「肌荒れが起きやすい場所」があります。

お顔の中で肌荒れに悩まされやすいのは、主に次の4ヶ所。

  • おでこ
  • ほほ
  • 顎や口周り

これ以外の場所で肌荒れが場合もありますが、主にこの4ヶ所が肌荒れに悩まされやすい場所となっています。

関連記事>>肌荒れで何もしないのは危険!肌荒れ時の正しい対処は改善と予防

場所ごとに異なる肌荒れの原因

肌荒れの部位を気にする女性

原因がわかりにくい肌荒れですが、できている場所から原因を予測すればある程度、対処できる場合もあります。

肌荒れに悩まされてしまった場合は、まず、どこにできているのかをチェックしましょう。

おでこの肌荒れの原因

シャンプーや洗顔料などのすすぎ残し

シャンプーや洗顔料などの石鹸類が落としきれていないと、そこから毛穴が詰まって肌荒れが起こることがあります。おでこの肌荒れの中でも特に、こめかみや生え際に起こった肌荒れは、シャンプーや洗顔料などのすすぎ残しが原因である場合がほとんどです。

日頃からお肌に成分が残らないように、しっかりぬるま湯をつけてすすぐようにすれば予防することができます。

整髪料の洗い残し

整髪料がよく落とせず、残ってしまっている場合もおでこに肌荒れが起きやすいです。ワックスやムースなどを使用している場合は、その日のうちに洗い流して毛髪を清潔に保つようにしましょう。

髪の毛の刺激

前髪が伸びて重くなってしまうとおでこに当たりやすくなります。そこからお肌が刺激を受けて肌荒れに繋がることもあります。髪の毛の刺激による肌荒れは、髪の毛を切る、前髪をあげるヘアスタイルに変えることで防げるでしょう。

また、前髪をおろしたい時には、軽く梳いてもらい量を少なくすることで肌荒れを予防できます。

ホルモンバランスの乱れ

加齢やストレス、寝不足などによってホルモンバランスが乱れると、皮脂量が多くなるので、肌荒れが起きやすくなります。ホルモンバランスが乱れるのを少しでも少なくするには、適度にストレスを発散し、睡眠時間をしっかり確保しましょう。

乾燥

保湿不足や間違ったスキンケアによってお肌が乾燥すると、紫外線や摩擦と言った外部の刺激を受けやすくなるので、肌荒れが起きやすいです。

関連記事>>正しい保湿の方法とは?保湿ケアの基本と肌のうるおいを保つための注意点

ほほの肌荒れの原因

乾燥

ほほは顔の他の部分に比べて、皮脂量が少ないため乾燥しやすくなっています。そのため、肌荒れにも悩まされやすいです。

乾燥によるほほの肌荒れを防ぐためには、しっかりと保湿をしましょう。

外的刺激

乾燥しやすいほほは、紫外線や摩擦の刺激を受けやすいです。さらにファンデーションやハイライト、チークなどメイクを重ねる部分でもあるので、刺激も多くなりますし、メイク汚れも残りやすく、肌荒れに繋がる要素が多いです。

しっかりとメイクを落とした上で保湿を怠らないことが大切です。

また、紫外線を防ぐために日焼け止めでのケアをしたり、摩擦の少ないブラシやパフでのメイクを心がけたりしましょう。

関連記事>>顔の日焼けを防ぐ方法と役立つUVケアアイテムまとめ

ストレスや寝不足、血行不良の場合も

ストレスをためてしまったり、寝不足気味だったり、冷えなどによる血行不良の場合もほほの肌荒れに見舞われやすいです。適度にストレスを発散し、規則正しい生活を意識しましょう。

鼻の肌荒れの原因

皮脂が多く、メイク汚れや角質がたまりやすい

鼻はおでこ同様、皮脂が多く分泌される部分です。特に、小鼻は皮脂や角質、メイク汚れがたまりやすく、肌荒れの中でも炎症による赤ニキビが発生しやすいです。

さらに、肌が薄いので、毛細血管による赤みにも見舞われやすいです。鼻の肌荒れを防ぐためには、しっかりとメイクを落とすことが大切です。

この時、皮脂を落とそうとゴシゴシこすってしまうと、お肌に負担を与えてしまうので、優しく落とすようにしましょう。また、皮脂が多い部分なので、軽めのさっぱりしたテクスチャーでのお手入れも肌荒れ予防につながります。

関連記事>>肌荒れ予防につながる「正しい洗顔方法」と洗顔料の種類まとめ

顎や口周りの肌荒れの原因

乾燥

口元は、他の部分に比べてお肌が薄くなっています。その分、水分をキープできないため、非常に乾燥しやすく、肌荒れが起きやすくなっています。

口元の乾燥による肌荒れを予防するには、クリームを使った念入りな保湿を心がけましょう。

リップメイクや歯磨き粉の刺激

口元はリップメイクや歯磨き粉がつきやすい部分です。お肌についた成分から刺激を受けて肌が荒れることも十分考えられます。

しっかりとクレンジングでメイクを落とし、歯磨きの後は口周りも清潔にしましょう。

肌荒れの改善に取り組む女性

肌荒れを防ぐなら肌を清潔にし、保湿をする

肌荒れはお肌が刺激を受けることで起こってしまいます。

ですので、刺激となるシャンプーや整髪料、メイク汚れなどはしっかり落とすようにして、お肌をできるだけ清潔に保つことを意識することが大切です。

特にメイク汚れはあらゆる肌荒れの元です。鼻や、メイクが濃い目元・口元はメイクが残ってしまいやすいので、先にコットンや綿棒で落としきってから、頬やおでこのメイクを落とすとより綺麗にクレンジングできます。

顔を洗うときは、水やお湯ではなくぬるま湯と洗顔料を使って行いましょう。このとき、洗顔料をしっかり泡立てるとお肌に刺激を与えず優しく洗いあげることができます。

また、洗顔後やメイクの前はしっかり保湿をしましょう。保湿は化粧水と乳液で行うのが基本ですが、場合によって美容液や保湿クリームも取り入れて行いましょう。

保湿製品は色々なタイプのものがありますが、乾燥しやすい方は低刺激のもの、皮脂が多い脂性肌の方はさっぱりとしたテクスチャのものがおすすめです。

乾燥部分と皮脂が多い部分が混ざっている場合は、乾燥している部分に合わせて保湿製品を選びましょう。

関連記事>>肌荒れと保湿の関係とは_正しい保湿ケアで肌荒れを予防しよう

肌荒れは場所ごとに原因が異なる

厄介な肌荒れが起きやすいのは、おでこ・ほほ・鼻・顎や口周りの4箇所です。一見どこにできても同じように見えますが、実は場所によって原因が異なります。

おでこの肌荒れはシャンプーや洗顔料などのすすぎ残しや整髪料の洗い残し、髪の毛の刺激やホルモンバランスの乱れ、乾燥などが考えられます。

ほほの肌荒れは乾燥や紫外線などの外的刺激が原因ですが、中にはストレスや寝不足、血行不良が原因となっている場合もあります。

鼻は皮脂が多くメイク汚れや角質がたまりやすいことから肌荒れが起きやすくなっており、顎や口周りの肌荒れの原因は、乾燥やリップメイクや歯磨き粉の刺激などが挙げられます。

このように肌荒れは、場所によって原因が異なりますが、お肌を清潔に保ち、保湿を心がければある程度防ぐことができます。また、睡眠時間を確保する、ストレスを発散して体調を整えることもひいては肌荒れ予防につながりますので、ぜひ実践してみてください。

QVCでは、テレビショッピング・ネットショッピングにて幅広いビューティー商品をご紹介しております。

お客様に寄り添った商品年間約23,000点紹介しております。

洗顔・クレンジング商品の通販ならQVCにお任せください!