30代・40代になって「しわが目立ち始めてきた」と感じたら、"しわに特化したケア"が欠 かせません。
しかし、しわケアといっても、どんなことをすればいいのか具体的にわからないという方もいるかと思います。特に、どんなアイテムを使ってケアをするか、どんな風にメイクをすればしわが目立たなくなるのか、気になることは色々ありますよね。
ここでは、しわの種類やそれぞれのケア方法、しわを隠すためのメイク術などを解説します。
お顔にできる3種類のしわの原因
顔にできると厄介なしわ。一見同じようでも、実際はでき方やできる場所によって種類が違います。
浅く細かいのは乾燥によって生じる「表皮性のしわ」
しわの中でも、浅くて細かいしわは、表皮性のしわです。お肌の最も表面にある表皮にできるしわなので、浅く細かく、ちりめん状になっていることもあります。
目の周りや口の周りなど、皮膚が薄くて乾燥しやすい場所にできるのが特徴です。表皮性のしわの原因は、お肌の乾燥です。
本来、人間のお肌はうるおいがキープされていますが、お肌が保持している水分の量が少なくなってしまったり、うるおいに必要な皮脂やホルモン、成分が少なくなってしまったりすると、表面は乾燥しやすくなります。
お肌が乾燥すると、肌のキメが乱れていきます。その結果、細かいしわが目立ちやすくなります。
しわが目立ちはじめるのは、30代後半から40代以降ですが、お肌が乾燥していると20代の 方でもしわが気になりはじめます。
関連記事>>気になる顔の保湿について 適切な保湿の方法と注意点
印象を左右する深いしわ「真皮性のしわ」
浅くて細かい表皮性のしわに対し、深く刻まれてしまうしわは「真皮性のしわ」に分類されます。
一度できてしまうとなかなか改善せず、目立たなくするのも難しいしわです。
おでこや眉間、マリオネットライン、目尻など、お顔を動かしてしわが寄りやすい部分やたるみやすい部分にできます。
真皮は、表皮のさらに奥にある部分です。コラーゲンやエラスチン、線維芽細胞などによって構成されており、肌の弾力やハリをキープする役割を担っています。
しかし、紫外線や加齢によって、コラーゲンが少なくなる・エラスチンが変性する、といったことが起こると、乾燥小じわや肌のたるみが復元されず、深いしわになってしまいます。
表情を変えた時にできる「表情しわ」
真皮のしわや表皮のしわは、一度できてしまうと、ケアしない限りお顔に残り続けてしまいます。
それに対して、笑った時や眉を寄せた時にできる表情しわは、真皮の奥にある表情筋を伸ばしたり縮ませたるすることで発生する一時的なしわとなっています。表情しわができやすいのは、目尻・額・眉間・口元など、感情を表現する時によく動く部分です。
表情を戻せば消える表情しわですが、しわを寄せるのが癖になっていたり、肌の弾力やハリが失われていたりすると、定着してしまうことがあります。
しわができてしまった時は早めのケアを
しわができてしまった場合は、できるだけ早くケアをすることが大切。できてしまったしわに対しては、乾燥小じわに特化したアイテムや薬用化粧品を使用します。
乾燥小じわに特化したアイテムでケアをする
乾燥小じわとは、表皮にできたしわのこと。細かいちりめん状のしわのことを指しています。
乾燥小じわをケアするためには、高保湿の化粧水や乳液を使用して乾燥を防ぎつつ、乾燥小じわへの効果が効能評価試験で認められたクリームやフェイスパックを活用しましょう。乾燥小じわは早い段階でケアすることで、目立たなくさせることができます。
しわに有効な薬用化粧品を取り入れる
予防や衛生目的で作られている薬用化粧品(医薬部外品)の中には、しわ改善の効能・効果が 認められた成分を一定濃度配合しているものがあります。
しわへアプローチできる薬用の化粧水や乳液などを取り入れることで、しわ改善の効果が期 待できるため、目立たなくすることが可能です。
関連記事>>しわが気になり出した方へ 40代しわの原因と対処法
しわを目立たせなくするためのメイク術
できてしまったしわは、メイク次第で目立たなくさせることが可能です。「しわをなんとか消したい!」「見えないようにしたい!」という場合は、ぜひ試してみてください
下地やファンデーションは薄く塗る
しわを隠そうとするあまり、ベースメイクを厚くしてしまう方が多いですが、下地やファンデーションを厚く塗ってしまうと、化粧崩れが起きやすくなり、しわの部分に崩れたメイク汚れがたまってしまいます。
メイクがヨレてしまうと、かえってしわが目立ちやすくなります。しわが気になる時は、できるだけ下地やファンデーションは薄く重ねることを心がけましょう。
この時、肌の凹凸を滑らかにする下地を使用すると、深いしわもカバーすることができます。
関連記事>>【しわ対策】顔のしわが気になる人へ!しわを目立たなくする対処法とは
動かす部分はファンデーションを重ねない
額や目元、口元はお顔の中でもよく動かす部分です。そのため、どの部分よりも化粧が崩れやすく、しわも目立ちやすいので、ファンデーションを重ねず、下地とフェイスパウダーのみで整えましょう。
どうしても気になるという場合は、細かいシワにはハイライト、深いしわには明るい色のコンシーラーを活用しましょう。
首にもフェイスパウダーを
お顔だけでなく意外としわができやすいのが、首。首のしわも年齢を感じさせてしまう要因です。
薄く塗ることを意識して、首にもパウダーを塗るとしわが目立ちにくくなります。
表皮しわ・真皮しわをこれ以上増やさないためには
しわのケアでは、できてしまったしわを目立たなくさせるだけでなく、しわをこれ以上作らないよう予防することも始めていきましょう。
紫外線対策を徹底する
しわと紫外線の関係
紫外線は色々なお肌のトラブルを引き起こしますが、しわにも関係しています。人間の体は紫外線を浴びると、コラーゲンを分解する酵素を発生させます。
通常であれば、体内で生成されるコラーゲン量と分解されるコラーゲン量が一定に保たれているため、コラーゲンが激減することはありませんが、紫外線によって生成量と分解量のバランスが崩れます。
お肌内部のコラーゲンが少なくなってしまうため、ハリや弾力が失われて、深い真皮性のしわができる原因となってしまいます。
また、紫外線は弾力をキープしているエラスチンを変性させたり、コラーゲンやエラスチンなどの生成に関わる線維芽細胞を破壊したりもするため、しわの大きな原因となっています。
関連記事>>顔の日焼けを防ぐ方法と役立つUVケアアイテムまとめ
日傘や帽子で紫外線をカット
紫外線対策には、日傘や帽子を活用しましょう。物理的に紫外線を遮断することで、紫外線から肌を守ることができます。
日傘や帽子を選ぶ時は、傘の裏・帽子のつばの内側の色とUVカット率に着目しましょう。
紫外線は反射する性質があるため、地面や傘の裏・帽子のつばに反射して顔に当たる恐れが あるので、傘の裏・帽子のつばの内側は暗い色(黒色・紺色)のものを選びましょう。
また、遮光するものではなく、どれくらいUVをカットするかに着目してアイテムは選びま しょう。
ここ最近はUVカットのカーディガンやパーカーといった衣類や、UVカットができるカーテ ンなども販売されています。普段のおしゃれやお部屋のインテリアにUVカットアイテムを取り入れることで、より念入 りにUVケアをすることができます。
お肌にストレスを与えない
しわを予防しようとするあまり、強い力でリフトアップしたり、しわを伸ばそうとゴシゴシこすったりするのは控えましょう。お肌にストレスを与えてしまうと、肌があれてしまう原因になりますし、肌が老化する原因にもなりかねません。
どんなにしわが気になっても、スキンケアをするときは、「丁寧に優しく」を心がけましょう。
関連記事>>お顔にできるしわ(表皮しわ・真皮しわ・表情しわ)の原因を徹底解説
しわのケアはできるだけ早く行うのがおすすめ
しわが気になり始めたら、できるだけ早くケアするのがおすすめです。しわのケアは、乾燥小じわを目立たなくするアイテムやしわ対策ができる薬用化粧品で行いましょう。
また、できてしまったしわは、メイクで目立たなくさせることも可能です。メイクでしわを隠す場合は、厚塗りをするのではなく、全体的に薄くベースを仕上げる工夫をしましょう。
30代後半から40代にかけては、しわが気になり始める人が多くなります。できるだけ早くしわケアをして、しわを目立たなくさせたり、対策したりしましょう。
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