お肌の見た目にも関わる肌荒れ。肌荒れが起きてしまった時は、何が原因で肌荒れが起こってしまったのかを知ることも大切です。
原因をしっかり見極めて、よくない習慣を改善しないとせっかく肌荒れを治しても、再び荒れてしまうことも考えられます。
ここでは、肌荒れを繰り返したくない、綺麗なお肌をキープするために肌荒れを予防したいという方に向けて、肌荒れの症状や原因、肌荒れを予防する方法を解説します。
肌荒れの症状
一口に肌荒れといっても、肌荒れの症状はさまざま。「なんだか肌が荒れているかも?」と思ったらまずは、どんな症状がお肌にあらわれているか鏡でチェックしましょう。
吹き出物
肌荒れの中でも、最も見た目に影響する吹き出物。蕁麻疹や湿疹など、吹き出物には色々な種類がありますが、最も多いのは「尋常性ざ瘡(じん じょうせいざそう)」です。
尋常性ざ瘡とは、いわゆるニキビのこと。
ニキビは皮脂や古くなった角質細胞、メイク汚れなどが、毛穴に詰まってしまうことで発生 します。進行度によって4種類に分けられ、できてしまった場合はなるべく早く対処するこ とが大切です。
白ニキビ
初期段階のニキビで、白くポツポツとしているのが特徴です。ニキビができ始めたらできるだけ白ニキビの段階で直すことが大切です。
黒ニキビ
黒ニキビは、毛穴の中に詰まった皮脂が酸化し黒くなったニキビです。白ニキビと同じく、初期段階のニキビなので、早めの対処が必要になります。
赤ニキビ
白ニキビ・黒ニキビの症状が進み、赤く炎症を起こした状態のニキビを指します。赤ニキビまで症状が進むと、セルフケアは非常に難しくなります。
黄ニキビ
赤ニキビからさらに症状が悪化した状態のニキビです。自力で直すのはほとんどできないため、皮膚科の受診が必要です。
お肌のかさつき・ごわつき
お肌が乾燥によってかさついたり、ごわついたりしている状態です。うるおいが足りていないだけでなく、肌のキメが乱れてしまったり、しわが目立ってしまったりすることもあります。
また、肌をホコリや花粉などから守る肌のバリア機能が、うるおい不足によって低下している状態でもあるので、吹き出物ができることもあります。
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赤みが生じる
お肌が赤くなってしまうのも肌荒れの一種。炎症によって免疫機能が働き、お肌の表面近くにある毛細血管が広がるため、お肌が赤くなります。
肌荒れの原因となりうる4つの要素
色々な症状がある肌荒れですが、肌荒れに繋がる要素としては、主に次の4つが考えられます。
うるおい不足(お肌の乾燥)
人間のお肌は、最も表面にある角質細胞内の天然保湿因子(NMF)と、角質細胞間にある細 胞間脂質、毛穴の皮脂腺から分泌される皮脂でできた皮脂膜の3つによって、うるおいが保 たれています。
また、3つが正常に整ってお肌がうるおうことで、お肌のバリア機能が働き、花粉やホコリ などの外的刺激から肌内部を守ってくれます。
しかし、お肌のうるおいが失われると表面が乾燥するため、なめらかさが失われ、かさつきやごわつきが気になりやすくなります。
また、バリア機能も低下するため外的刺激を受けやすくなり、吹き出物ができたり、炎症を起こしやすくなったり、かゆみを感じやすくなります。乾燥の要因としては様々なことが考えられます。
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洗顔のしすぎ
洗顔はお肌を清潔に保つために必要なケアですが、過剰に洗顔を行うと、皮脂膜に必要な皮脂まで落ちてしまいます。その結果、お肌内部の水分が蒸発しやすくなり、乾燥しやすくなります。
外部環境の影響
お肌のコンディションは外部環境によって左右することもあります。例えば、外気が乾燥しやすくなる冬は、乾燥肌でない方も乾燥しやすくなります。
また、今はどこに行っても冷暖房が完備されており、非常に過ごしやすいですが、冷房や暖房の風は湿気がないため、お肌が乾燥することもあります。
加齢
歳を重ねると、皮脂の分泌量が少なくなり、皮脂膜が薄くなります。その分肌内部の水分が蒸発しやすくなるため、乾燥が目立つようになります。
紫外線
紫外線をたくさん浴びると、肌内部を保護するために、ターンオーバー(肌の新陳代謝)によ って剥がれ落ちるはずだった古い角質細胞がそのままお肌に残ってしまいます。
古い角質細胞は、水分を保持する天然保湿因子が不足しています。そのため、表面がカサカサになってしまいます。
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スキンケアや洗顔で肌に刺激を与えている
お肌に刺激がかかってしまうと、吹き出物や赤み、かゆみに繋がってしまいます。肌への刺激となりうるものは以下のことが考えられます。
摩擦
クレンジングや洗顔の際にゴシゴシと肌をこすってしまうと、摩擦で肌に刺激を与えてしまいます。
合わない化粧品
成分が強いスキンケアアイテムや肌に合わない化粧品は、お肌への刺激になってしまいます。
紫外線
紫外線は非常に強い光線で、肌内部の細胞を破壊することもあります。
毛穴のつまり
乾燥やホルモンバランスによって過剰に分泌された皮脂や古い角質細胞、メイク汚れは毛穴 を詰まらせる原因です。毛穴が詰まってしまうと、ニキビ(尋常性ざ瘡)に繋がってしまいます。
今日から始めたい!肌荒れを防ぐための習慣とは?
一度できてしまうと非常に厄介な肌荒れ。肌荒れを防ぐためには、日頃からお肌を清潔に保ち、なおかつうるおいをしっかりキープすることが第一です。
まずは、
- メイクはその日のうちにしっかり落とす
- 洗顔は朝晩の2回に留める
- 肌に触れるもの(寝具や衣類、メイク用品)は清潔にする
- 保湿ケアを毎日徹底する
といったことを心がけましょう。洗顔・クレンジング時は肌への刺激に注意し、泡や優しい力での洗浄を心かけ、負担をかけないようにしましょう。
また、保湿と洗浄を徹底していても、生活習慣が乱れ、お肌への刺激がある状態だと肌荒れは起きやすくなります。
ですので、規則正しい生活を送ることや、日焼け止めを塗って紫外線を浴びないこと、ストレスを適度に発散させることも心がけると、より肌荒れを防ぐことができるでしょう。
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肌荒れの原因は様々
厄介な肌荒れの原因は大きく分けて乾燥・刺激・毛穴のつまりの3つに分けられますが、それぞれに違った要因があります。そのため、肌荒れを防ぐためにはお肌を清潔に保って、保湿を怠らないようにすることが重 要です。
さらに紫外線対策を行なったり、刺激の弱い化粧品やアイテムを活用したり、規則正しい生活を送ったりすることで、より肌荒れを防止することができます。肌荒れをこれ以上増やしたくない方や、肌荒れを予防したい人はぜひ実践してみてください。
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