交通事故より怖い?!冬のヒートショック

交通事故より怖い?!冬のヒートショック

寒いこの季節、暖かいお風呂に入り温まる瞬間はこの上ない幸せな時間だと思いますが、寒い季節の入浴には思わぬ危険が潜んでいることを皆さんご存知ですか。

この記事の監修者

株式会社three jobs代表取締役、一般社団法人睡眠body協会代表理事、iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授、理学療法士

矢間あや

専業主婦から離婚をきっかけに理学療法士に。医療現場での経験を活かし「睡眠の専門家」としてブランディングし独立。睡眠を切り口に、人的資本経営/健康経営をテーマに企業向けに講演や研修を行う。さらに自身で広報PRを行い、述べ50媒体以上に掲載される。この経験を活かし、経営視点を取り入れたパブリックリレーションズ支援を行う。睡眠を切り口にした人的資産と経営をつなぐ専門家として、組織の問題解決に貢献している。

ヒートショックとは、住環境における急激な温度変化によって血圧が急上昇・急降下することにより、心臓や血管に大きな負担がかかり心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす健康被害のことを言います。

特に冬場における浴槽やトイレなどの暖房のない場所と、暖房を使った暖かい部屋の温度差は10℃を超え、急激な温度変化によりヒートショックがおきやすい代表的な場所と言われています。
令和元年のデータでは交通事故による死亡者が約3,000人であったのに対し、ヒートショックに関連した死亡者数は4,900人と言われています。

日常生活において、ヒートショックが起きやすい代表的な場所や状況を見ていきます。

入浴時

脱衣所や浴室などの入浴時は、ヒートショックが最も起きやすい所と言われています。

脱衣所や浴室は室温が10℃以下になる場合もあり、ジェットコースターのような血圧の変化が、ヒートショックの原因に。

冬場の部屋の移動

普段あまり使わない部屋へ移動したり、トイレに行こうとして廊下に出たりする場合も、ヒートショックのリスクが高まると言われています。

トイレ

冬のトイレは、急激な温度変化に加え、排尿排便時などによる血圧の急激な変化が重なりヒートショックのリスクに。

予防策として、トイレの室温を暖かく保つ、便座を温める、急激な血圧上昇を防ぐためにいきみすぎないことなどが重要です。

窓から入る外気にも要注意を。二重窓や樹脂サッシへのリフォームで断熱性を高めることができます。

寒い季節、特に多い入浴時のヒートショック対策をお伝えします。

① 脱衣所を温める

寒い脱衣所を温めることは、ヒートショックを防ぐ効果が期待できると同時に、浴室と脱衣所の温度差を緩和することができます。

脱衣室用に暖房機を用意し、入浴前にしっかりと脱衣室を暖めることが予防には大切です。

②湯はり時に浴室を暖める

浴室を暖めておく事も重要です。
浴室に暖房がなくても、お風呂にお湯を張るときに、浴槽にシャワーでお湯をためると蒸気が立つので、その蒸気で風呂場を暖めることができます。蓋をせずにお湯をはるのも方法のひとつです。

③ ゆっくり動作でお風呂から出る

お湯から出る時、立ちくらみなどを起こすことがあります。
お湯から上がる時は、ゆっくりとした動作を意識し、急激に立ち上がるなど急な動作を避けましょう。手すりや浴槽のふちにつかまって立ち上がると、転倒防止にも繋がります。

寒い季節お風呂は至福なひと時。事故のない様に急激な温度差にはくれぐれも注意しましょう。

ヒートショックは、急激な温度差による血圧の変化によって生じます。冬場に多く発生するとされていますが、夏場でも気温差によって生じる可能性がある他、サウナなどで起きることもあると言われています。

ヒートショックの多くは予防が可能です。十分な対策で予防に努めましょう。

※専門家の見解であり効果を保証するものではありません
※QVCがお悩みのヒントになるコラムの執筆を専門家にお願いしました

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