花粉症、風邪、冷え、だるさ、頭痛などの対策は?

花粉症、風邪、冷え、だるさ、頭痛などの対策は?

季節性の感染症なども流行し、寒さで体も気持ちも縮こまってしまい、心身共にストレスを感じることも多く何かと体調を崩しがちな真冬。

気を付けた方が良い行動や食事、冬ならではの「ご自愛」方法や、養生する方法、おすすめの生活習慣や食事など「内側」のケアについて、石原新菜先生にアドバイスをいただきます。

この記事の監修者

医師・イシハラクリニック副院長、ヒポクラティック・サナトリウム副施設長、健康ソムリエ理事、ロングライフラボ理事、秋田栄養短期大学特任教授

石原 新菜(いしはら にいな)

冷えはやっぱり元気の大敵。

太陽の温かさや明るさが恋しい季節。

冬場は温度の低さ、「冷え」から来る様々な不調はもちろん、日照時間が短くなるのでセロトニンの分泌が悪くなり、どよーんと気持ちが沈みやすくなることも。

朝起きた後など短い時間でも良いので太陽の光を意識して浴びる時間を作るのも大切です。空気も乾燥して潤いが足りなくなりウイルスなどに対抗してくれる粘膜免疫も働きにくくなります。

お部屋や外出先でも潤いを意識して、加湿器、マスクなどを活用したいですね。

花粉でお悩みの方も。

季節の変わり目は花粉症などのアレルギー症状でお困りの方も目立ってきますよね。風邪なのか花粉なのか、わからないけれど鼻水が出たり、頭が重く感じたり、くしゃみが出たり。症状がきつい方はお仕事や日常生活にも影響が出てしまい、つらいですよね。

マスクなどの対策でまずはブロックして外から体に入れないことを意識しましょう。

そして、ブロックのあとには体内で出来る対策を。免疫機能が気になる方にはぜひ知っていただきたい「菌」があるので、ご紹介しますね。

酢酸菌(さくさんきん)をご存知ですか?

冬の不調の対策として、日々のコンディションを整えたい方にオススメしたいのは、お酢を作るための菌の「酢酸菌」です。

乳酸菌や納豆菌のように、発酵食品を作るときに必要な菌の仲間です。ビフィズス菌などのようにあまりメジャーではないのですが、酢酸菌は、善玉菌として健康に様々な良い影響を与えることから今、注目されています。

一般的にお店などで販売されている、私たちが見慣れているものは透明なお酢ですが、それはろ過されたお酢です。酢酸菌はお酢を作る過程で出てくる湯葉のような膜のようなものに存在しています。しかし、お酢をろ過する時にその膜は捨てられてしまっていました。

ろ過される前の濁った状態のお酢を使うことで酢酸菌を摂取することができます。酢酸菌の研究とともに濁ったお酢が見直されており、スーパーなどでは最近はにごり酢をおいてあるお店も増えてきたと思います。

酢酸菌(さくさんきん)をご存知ですか?

お子さんも大好きなナタデココや、紅茶キノコにも。

酢酸菌という名前を初めて聞いた、と思う方も多いと思いますが、独特な食感でブームにもなり今でもファンも多い食材のナタデココや、健康志向の方が昔から注目しているコンブチャ(紅茶キノコ)、カスピ海ヨーグルトなども酢酸菌が取れる食材です。

意外と身近なところにある酢酸菌の食材を上手に取り入れて、家族みんなで美味しく楽しく健康習慣を取り入れていきたいですね。

腸内環境を見直す重要性と酢酸菌はなぜすごいのか。

酢酸菌は乳酸菌や納豆菌に続く第3の善玉菌で、腸に優しい成分と言われています。人間の腸の粘膜には全身の免疫細胞の7割が存在しています。

乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌などの善玉菌は、腸に存在する免疫細胞のスイッチ「TRL」を押すことによって、免疫細胞を活性してくれます。ただし、これらの菌はTRL2の1種類しか押せないのですが、酢酸菌はTRL2とTLR4の2つの免疫スイッチを押すことができるのです。

健康習慣として酢酸菌を取り入れたい方に!美味しく取り入れる石原先生のおすすめちょい足し食材。

以前から簡単に出来るちょい足しレシピを様々な食材でご紹介していますが、酢酸菌も同じように、普段のお食事やデザートなどへのちょい足しで手軽に取り入れてみてください。

例えば、カスピ海ヨーグルトにナタデココをトッピングして、にごり酢をスプーン一杯ちょい足し。または、毎日の食卓に出てくる納豆ににごり酢をちょい足しなども美味しいですよ。

乾燥の季節はご注意を!水分の摂り過ぎである「水毒」という考えが漢方にはあります。

今回は最後に、この季節は特に摂り過ぎにご注意!というものをご紹介。それは私たちの一番身近な飲みものである「お水」です。

暑い夏も要注意ですが、この季節は空気も乾燥しますし寒い時期こそしっかりと飲み物をとらなくちゃ!という意識から、お水や白湯などで水分を多めに摂取している方もいらっしゃいますが、過剰に摂取することで体調を崩している方もこの時期は目立ちます。1日の水分の適量は人それぞれ。生活習慣や年齢、体質などによっても違いますので、無理をして、1日に何リットルもの水分をとっていると、体調不良の原因になってしまう可能性も。

身体の冷えやだるさ、頭痛や下痢などが続くという方は、水分を摂り過ぎていないか見直してみてはいかがでしょうか?

※専門家の見解であり効果を保証するものではありません
※QVCジャパンがインタビューした内容をまとめたコラムです

#酢酸菌 #冬の不調対策 #花粉症対策 #免疫力アップ