健康診断の季節!中性脂肪やコレステロールなど気になるお悩みにアプローチ。
年末年始は家族や友人との集まりや会食など、ついつい食生活が乱れがち。お正月休みなどの関係で生活リズムが崩れて、運動不足やむくみ、肥満なども気になります。
また、冬から春にかけては多くの企業などが健康診断の時期として設定していることもあり、この時期は何かと健康を意識する方も多いのでは。
健康診断で指摘されがちな中性脂肪やコレステロールについての豆知識や、健康的な毎日をすごすための生活習慣やおすすめの運動、冬太り、冬のむくみ対策について、石原先生にアドバイスをいただきます。
この記事の監修者
健康診断で指摘されがちな「中性脂肪」「コレステロール」とは?
実は、それぞれ違う特徴があります。
ご飯を食べた後、中性脂肪の数値は上がります。なので、検査の前日のお酒の量や、直前に食べたものなどが影響していきます。摂取したエネルギー源が多すぎると体脂肪として蓄積されてしまうものが、中性脂肪です。
コレステロールというのは、肝臓で合成されるものです。全身の細胞の膜を作っているのも実はコレステロール。どんな人の体内にも必ずあって、しかも大切なものです。ホルモンとも深い関係があります。
コレステロールでは、悪玉と善玉というのも良く耳にすると思うのですが、動脈硬化などの原因になると言われているのが悪玉コレステロール(LDL)。善玉コレステロール(HDL)は余分なコレステロールを回収して肝臓に運び、動脈硬化を防ぐ働きをしてくれます。悪玉が高くて善玉が低い場合は、悪い状況を改善することが間に合っていない、という状況になります。
注意してほしいのは「LH比」といわれるもので、悪玉の数値÷善玉の数値で済めされる比率です。善玉が正常値だとしても油断せずに、LH比で見た時の数値に着目してください。このLH比が2以上になると、動脈硬化が疑われますよ、という数値。2.5以上ですと、血栓症のリスクがありますよ、と言われる数値になります。
ただ、女性は特に更年期で女性ホルモンが減少してくると、どうしても代謝が落ちてきますし、急に体重が増えることもあります。そしてコレステロールの数値が上がることもあります。そういった変化が起こりやすい時期でもありますので、健康状態が正常な方であれば、高めの数値を気にし過ぎず、あまり神経質になり過ぎない程度に気を付けていくのが良いと思います。
また、もともと持っている体質で何をやっても下がらない方や、家族が全員高めの傾向があるという方もいらっしゃいますが、そういった方もあまり怖がりすぎず、先ほどのLH比をチェックしながら、体調を整えながら、食事や運動など日常でできるケアを続けてみてくださいね。
コレステロールや血圧を下げる薬などもありますが、どちらも加齢とともに上がりやすい数値でもあります。どうしても薬が必要な場合もありますが、まずは食生活の見直しや運動を取り入れるなど、様々な方法がありますので生活の改善から始めてみることをオススメしたいです。
「中性脂肪」「コレステロール」数値が高いと、どんなことが起こりますか?
それぞれの違いは先ほどお話ししましたが、どちらも脂ですので、増えすぎるといわゆる血液がドロドロになり、血栓症ができやすくなり、動脈硬化などのリスクも上がります。
数値を下げるために出来ることはありますか?
善玉を増やしていくことが大切なのですが、それにはまず運動!「有酸素運動」がオススメです。体力がある方は軽いジョギングなどでも良いのですが、走るのが苦手な方はゆっくりとしたウォーキングでも良いですよ。
運動するということがそもそもハードルが高い、という方は、それこそ人と会話するくらいの負荷でも大丈夫です。全力ダッシュやハードな筋トレなど、息がはぁはぁと上がるくらいの激しすぎる運動は無酸素運動になりますので、ハードなことは行わなくても大丈夫。
ただ、おしゃべりに夢中になってしまい、立ち話で数十分経過してしまった、ということにならないように、あくまでも歩くことに集中して、楽しく、かつまじめに、ウォーキングしてくださいね。笑。
※専門家の見解であり効果を保証するものではありません
※QVCジャパンがインタビューした内容をまとめたコラムです
#健康診断 #中性脂肪 #コレステロール #有酸素運動