夏を頑張ったあなたへ!

秋からも美しく元気でいるために その1

夏を頑張ったあなたへ!秋からも美しく元気でいるために その1

今年の夏も暑かった!日差しの強さや室内と屋外の温度差や湿度差などで、頑張り時が多い季節を過ぎ、内側も外側も疲れを残したままの方が多いのではないでしょうか?秋になってから顕著にあらわれると言われているお肌や髪へのダメージや疲労感、不調などとどのように向き合いケアをすれば、毎日を楽しくイキイキと過ごすことが出来るのでしょうか。いつでもハツラツとした笑顔で私たちに元気をくれる石原新菜先生に、今月もアドバイスをいただきます。

この記事の監修者

医師・イシハラクリニック副院長、ヒポクラティック・サナトリウム副施設長、健康ソムリエ理事、
ロングライフラボ理事、秋田栄養短期大客員教授

石原 新菜(いしはら にいな)

お疲れ気味の方が多いこの時期、アナタはどう過ごす?食事や睡眠、日ごろの生活習慣など、秋から元気に美しくいるために簡単にできることからはじめていきましょう。

秋になっても、油断はできない?

女性は秋に老ける、なんて言われたりもするこの季節。夏は夏で気温が高いこと自体がキツイのですが、秋になれば別のお悩みが。それこそ朝晩は少し涼しくなるのですが、一日の寒暖差も大きく、台風などの影響で気圧の変化もあります。やっと暑さのピークが過ぎた!と思っても、秋も秋でいろいろと振りまわされますよね。

振りまわされてしまいダメージを受けてしまうのはどうしても避けられないので、「振りまわされる幅」をいかに小さくするかを意識して、毎日を過ごして行きましょう!

紫外線対策は秋もお忘れなく

紫外線の強さは9月になってもまだまだ油断はできません。サングラス、日傘、日焼け止めなど外側の対策やケアはもちろん、睡眠をきちんととる、お風呂につかるなど、自律神経を整えて内側からもケアしましょう。また、暑さが気になる時こそ、ついつい忘れがちになる「保湿」もしっかりと!お食事では抗酸化作用の強いものを意識してとりたいですね。

抗酸化作用のある食材とは?

ビタミンC、ビタミンE、ナッツ類、アボカド、ビタミンAだったら、たまご。野菜では、β-カロテンが体内でビタミンAになるので、にんじんや緑黄色野菜。トマトのリコピンも良いですね。お魚に含まれるEPAは健康をサポートする成分のひとつなので、紫外線などでお肌、髪などに夏のダメージを受けた方にも積極的にとっていただきたいです。また、ザクロ、大豆イソフラボン、ローヤルゼリーなども女性には特におすすめです。

抗酸化作用のある食材とは?

アスタキサンチンのパワーにご注目

皆さん、アスタキサンチンってご存じですか?エビ、カニ、サーモンなどに含まれている成分ですが、抗酸化作用が優れていて、なんとβ-カロテンの5倍、ビタミンEの1000倍と言われています。ウソ―!って、思いますよね。そのくらいすごいです。笑。

サーモンは、たんぱく質がとれる、ビタミンDも豊富、EPAやDHAもとれる、そして、アスタキサンチンもとれる、何よりも美味しい! ぜひ、夏に頑張った方はサーモンを召し上がってください。
もちろん加熱しても大丈夫ですが、お刺身で召し上がるのがオススメです。

夏のダメージで秋は老け顔に?

外は暑い、中は寒い、そんな温度差で自律神経が乱れます。エアコンをかけた室内にずっといると乾燥もします。紫外線をたっぷり浴びたり、寝苦しくて良質な睡眠がとれなかったり、普段は運動習慣のある方でも、あまりの暑さで運動を控えたりしますよね。そもそも夏は暑いので基礎代謝が下がりやすくなります。汗は出るけれど体内ではあまり熱をつくらないので、夏は太りやすく、むくみやすい季節です。むくみが重力で下に下にと引っ張られて、お顔にたるみが出てくる。9月はお疲れ顔の方が多いですね。涼しくなりはじめる頃、10月の終わりくらいにはその状態も解消していくので、あまり気にしすぎないのも大事ですよ。

一度整えるために、良質な睡眠を

夏を思い切り頑張った方、何とか乗り越えた方は、やはり食事と良い睡眠をきちんととることが、お肌にも髪にも大切です。ストレスや運動不足で生活が悪循環に陥っている方も多いと思いますので、一度整えるためにしっかりと寝てください。良い睡眠のためにお風呂に入り、適度な運動をしましょう。ちゃんと眠れば成長ホルモンも出て、お肌も修復してくれます。髪にも影響してきますよ。睡眠のゴールデンタイムを意識して作ってくださいね。

※専門家の見解であり効果を保証するものではありません
※QVCジャパンがインタビューした内容をまとめたコラムです

#紫外線対策 #抗酸化作用 #自律神経 #アスタキサンチン