主婦必見!業務用洗浄剤でキッチンやお風呂にこびりついた【コゲ・油・カビ・水垢】を掃除してみた!

やらないといけないのはわかっているけれど、時間もなくてついつい後回しにしてしまうのが、お風呂掃除と、キッチン掃除。毎日使うからこそ汚れはどんどん蓄積され、さらにお風呂やキッチン特有のカビや油汚れはなかなか落ちないもの。お風呂とキッチン掃除は、主婦にとって日々の大きな悩みの種です。

カビや油汚れはできれば触りたくないし、”1年もの”になると、ごしごしと力を入れても汚れはとれないし……もっと楽に汚れをとることはできないの……?

そんな悩みを解決するべく、今回は飲食店やホテルなどでも使用されているプロ仕様の業務用洗浄剤を使ってお風呂とキッチンを掃除してみました!

【主婦の主張】わかってはいるけれど毎日掃除なんてやってられない!

仕事をしながら主婦業をこなす毎日は、休む暇もないくらい大変です。朝は掃除や洗濯に、朝食の支度をバタバタしながら仕事へ。帰宅したら夜ご飯にお風呂の準備、家族の世話をひととおり終えてようやく寝床に……すべての家事を終えた頃にはもうグッタリ。そんな大忙しの毎日では、キッチン掃除やお風呂掃除なんてできません!

そうこうしているうちにキッチンやお風呂にはカビや油汚れがこびりつき、年末にようやく重い腰をあげて掃除しようとするけれど、キレイにするには時間も体力もかかります。もっと楽にカビや油汚れをキレイにすることはできないのでしょうか?

プロ級の頑固な汚れには、プロ仕様の洗浄剤がある!

毎日たくさんの人が利用する飲食店や宿泊施設。このような場所では、汚れる頻度や汚れ具合もプロ級です。いったいどうやって掃除しているのか調べてみると、業務用洗浄剤にたどり着きました。プロ級の頑固な汚れには、プロ仕様の洗浄剤がある!というわけです!

業務用洗浄剤は汚れが激しい環境で使用するために作られたもの。そんな環境で効率的に汚れを落とせる商品ならなかなか落としきれない我が家の頑固な汚れを落としてくれるかも……。そこで今回、思い切って業務用洗浄剤 を使って家の中の気になる汚れを掃除してみました!

【検証1】業務用洗浄剤でキッチンを掃除してみた!

キッチンで掃除が大変な場所といえばコンロ周り。毎日料理をしていると、油はねの他に調味料がこぼれたり、鍋が吹きこぼれてコゲついてしまったりすることも......。毎回しっかり掃除していればよいのですが、他の家事をしているとついつい後回しにしてしまいがちです。気がつくと「拭いても全然とれない~」と嘆いてしまうような汚れがキッチンのあちこちにたまっていました。

今回試してみたのは『コゲ、油、湯アカ用強力洗剤!ブレイカーエックス』(以下、ブレイカーエックス)。キッチン周りだけでなく、調理器具に付着したコゲつきや油汚れから浴槽の湯アカまで、マルチに活躍してくれそうな業務用洗浄剤です。飲食店や旅館など油を扱うことが多い施設でも使用されているそう。

■使用方法と注意点

【使用方法】

  1. 必ずゴム手袋か付属の手袋を着用します。換気ができる場所を選び、洗浄剤がたれても困らないよう新聞紙を敷いておきましょう。
  2. 専用カップに洗浄剤を取り分けて、付属の刷毛で掃除する箇所に洗浄剤をまんべんなく塗ります。
  3. 汚れが柔らかくなったらスポンジやタワシなどを使ってこすり洗いをします。
  4. 洗浄剤が残らないように、キレイに汚れと洗浄剤を洗い流しましょう。

【注意点】

  • 使えるものはステンレス、ホーロー、プラスチック、コンクリートなど。アルミ製品全般は使えません。
  • 通常の油汚れの場合、洗浄剤は10倍から20倍に希釈して使います。
  • ひどいコゲつきの場合は、洗浄剤を塗ったら数時間放置してから洗いましょう。

【結果】ホーロー鍋を掃除してみた!

※環境により効果は異なります

毎日のように使っていて、いつの間にか底が真っ黒にコゲついていたホーロー鍋。金タワシなどでゴシゴシこすると表面を傷つけてしまうため、固くこびりついたコゲを落とすのは諦めていました。

そんな頑固なコゲつきに『ブレイカーエックス』を塗ったところ、みるみる汚れが溶けていくのでびっくり!その後、スポンジで軽くなでるだけでたくさんのコゲが落ちました。コゲつきが厚かった部分は少し残ってしまいましたが、何度か繰り返して使ったらキレイになりそうです♪

【結果】魚焼きグリルを掃除してみた!

※環境により効果は異なります

魚焼きグリルは掃除が面倒な調理器具のひとつですね。我が家でも使用するたびに洗ってはいましたが、網目の隙間などはスポンジで掃除しにくく、細かい部分にコゲつきが残ってしまっていました。『ブレイカーエックス』を使う魅力は、刷毛を使って網の隙間までしっかり洗浄剤を塗り込むことができること。頑固なコゲつきもすっきりと落ちました!

【結果】キッチンの壁を掃除してみた!

※環境により効果は異なります

コンロ周りは気づかないうちに油が飛んだり、調味料がはねたりしているので意外と汚れているのに、壁掃除はついついさぼってしまいがち。気がついたら油が固まったような汚れがついていてなかなか落ちないことも……。でも『ブレイカーエックス』は刷毛で薄く塗りつけるだけなので壁のお掃除にも使いやすかったです。

汚れが柔らかくなってきたら、2度拭きするなどしっかり洗浄剤を落とすことがポイント。汚れでいっぱいだった壁もすっきりキレイになりました!

日々の掃除は、竹繊維のタオルで軽く拭く癖を!

汚れを少しでも蓄積しないためには、日々のちょっとした掃除が大事。そこでおすすめしたいのが、竹繊維から作られたこの『繰り返し洗って使える!バンブータオル』です。ペーパータオルと違い、水に溶けにくく、ボロボロにもなりにくいので使い道はさまざま。また汚れたら洗って何度もくり返して使用できることも大きなポイントです。

※環境により効果は異なります

見た目はキッチンペーパーですが、力を込めてテーブルやコンロを拭いてもまったく破けません。ついたばかりの軽い汚れなら水拭きだけで落とすことができました。サイズもキッチンペーパーとあまり変わらないのでキッチン周りに常備しておいても気になりません。

キッチンを使用したあとのコンロ周りの拭きとりを習慣にしておけば、年末の大掃除もラクになるかも♪

【検証2】業務用カビ取り剤でお風呂のカビを掃除してみた!

お風呂は湿気がたまりやすく、昨日はなかった場所にカビが……なんてことがありませんか?浴槽は毎日掃除するのに、風呂床や壁、タイルの目地などのカビが生えやすい場所の掃除は、忙しい毎日のなかでは手が回らないこともしばしば。家族をできるだけ清潔なお風呂に入れてあげたいのに、風呂掃除をする時間もなかなかとれないのが現状です。

 

今回、汚れた風呂場を掃除すべく用意したのが『カビ取り一番』。浴室内のシリコン樹脂やタイル目地、小物類のカビや頑固な黒ずみを落としてくれるアイテムです。

■使用方法と注意点

【使用方法】

  1. 窓を開け、換気扇を回すなど換気をよくします。ゴム手袋、マスク、メガネなどの完全防備がおすすめ。
  2. 汚れ部分(カビのある部分)を一度ブラシなどで洗い、拭き取ります。
  3. 『カビ取り一番』をよく振ってキャップを外し、ノズルキャップに付け替えて汚れ部分に塗ります。
  4. しばらく放置したあと、水で洗い流し乾いた雑巾などでカビを拭き取ります。

【注意点】

  • 酸性タイプの製品といっしょに使うと有毒な塩素ガスが出て危険です。必ず換気をよくして使用しましょう。
  • 子どもの手にはふれないように注意しましょう。
  • 液が目に入ったら、すぐに水で洗いましょう。

【結果】ゴムパッキンを掃除してみた!

※環境により効果は異なります

掃除をさぼるとすぐに黒ずんでしまう風呂場のゴムパッキン。細いノズルで線を描くように簡単に塗ることができます。また、ジェルが色付きなので、時間を置いたあと「どこに塗ったんだっけ?」と困ることもありません。シャワーで洗い流すと、今まであったカビが消えて真っ白な目地が現れました!

【結果】風呂の入り口を掃除してみた!

※環境により効果は異なります

風呂場の入り口部分の汚れは見て見ぬふりをしていた場所。『カビ取り一番』はとても細いノズルもついているので、スポンジなどでは塗りにくい部分にも液剤を塗り込むことができます。30分ほど放置してシャワーで洗い流すと、黒カビのかたまりが流れ出てきてピカピカに。目に見える部分の汚れがすっきりとキレイになりしました。

【結果】風呂フタを掃除してみた!

※環境により効果は異なります

我が家で長年使用してきた風呂フタです。お湯をためておく時間も長く、換気扇を回しても毎日乾燥させることが難しいこともあり、湿気のたまりやすい部分に目立つ汚れがたくさん……。『カビ取り一番』を使うと、見た目の汚れだけでなくヌルつきもすっきりとれました。

また『カビ取り一番』は、ジェル状で液垂れしないこともポイント。風呂フタを立てて裏表まとめて一気にキレイにできるので掃除の時短にもなりました!

【検証3】業務用浴槽・風呂釜洗浄剤でお風呂の浴槽を掃除してみた!

浴槽は毎日洗うけど、風呂釜は汚れ具合がわかりにくいことから浴室掃除の中でも後回しにしてしまっていた場所。しかも、しっかり掃除するとなると時間がかかるので、掃除のタイミングにも悩みます。でも、毎日入るお風呂で風呂釜が汚れだらけだったら......と考えるとゾッとしますよね。

 

そこで、しばらく掃除していない風呂釜をピカピカにするために使ったのは『湯ドロプロ』。お風呂の浴槽や配管、風呂釜の汚れなどを、つけ置きにしておくだけですっきりとキレイにしてくれる洗浄剤です。風呂おけや椅子などもいっしょにつけ置きしてキレイにできるので、お風呂まわりをまとめて掃除することができました!

■使用方法と注意点

【使用方法】

  1. 残り湯または水を穴の上10センチ以上まで入れます。
  2. 浴槽に『湯ドロプロ』1袋を溶かして、棒またはゴム手袋などを使ってよくかき混ぜます。
  3. 溶けたら約5分間追い焚きをします(35~40℃が適温)
  4. 追い焚き後、8~12時間放置します。このとき、風呂イスや洗面器など(プラスチック製のみ)もつけて置くと汚れを落とすことができます。
  5. 排水前に再度5分間追い焚きし、浴槽のヌルヌル感がなくなるまで、流水でよく洗い流しましょう。

【注意点】

  • 使用するときに溶かした液体、粉末が目、手、体にかからないように気をつけましょう。
  • 酸性洗浄剤との混合使用はしないでください。洗浄力が落ちる場合があります。

【結果】風呂イスを掃除してみた!

※環境により効果は異なります

かなりしつこい汚れの風呂イスも『湯ドロプロ』使用中にいっしょにつけて置くだけ。お湯から出したらヌルヌル感がなくなるまでシャワーで流したあと、仕上げにスポンジで軽くこするとすっきりキレイになりました。つけ置きできるのはプラスチック製品のみですが、それでも『湯ドロプロ』を定期的に使えば、風呂釜だけでなくお風呂場全体を簡単にキレイに保てそうです!

まとめ

しつこい汚れも、業務用洗浄剤を使えばスルリと落とすことができました。それでも1度では落としきれない頑固な汚れもあったので、汚れがたまっていく前に普段からこまめに掃除することも大切。そして何よりもキレイなキッチンで料理をして、キレイなお風呂に入れるのはとても気持ちいいものだということをあらためて実感しました!

今回、試してみた4つのアイテムは、洗浄力が高いだけでなく、どれも力いらずで楽に掃除できることも好印象。日々の家事で忙しい主婦にとって、毎日キッチンやお風呂掃除をするのは大変なので、汚れが目立ってきたらぜひ業務用洗浄剤で掃除をしてみてください。特に年末年始の大掃除のときは、強い味方になってくれそうです!