2021年インタビュー ANDO様

ファッションブランド「&LOVE」のプロデュースなど、様々な分野で活躍されているお二人が、困難を乗り越えた先に見つけた“自分らしさ”とは?

突然の告知で、私たちの人生が変わりました。

SATOMIさん「私たちは24歳からタレント活動をはじめ、26歳のときに上京しました。テレビのレギュラー番組が決まり、イベント主演や仕事が忙しくなってきた矢先に、雅美が乳がんの告知を受けて、私たちの人生が変わりました。」
MASAMIさん「30歳の時、がんの告知を受けました。健康には気をつけていて自信があったのに、最初の告知では命の保証はないといわれて、そのときは何を言っているのか意味が分からなかったです。自分のことだと思えなくて、受け止められませんでした。すべての事が未知で、今まで頑張ってきたことがすべて終わってしまうのかと思いました。」
 

過酷な富士五湖ウルトラ100キロマラソンに挑戦

MASAMIさん「絶対に治療して、誰にも言わずにやり切ると言う気持ちでした。まわりには、病気ということを隠していたので、ウィッグにバンダナをつけ、ズレないようにしてテレビに出演していました。髪の毛がなくなると女性でなくなるような気がして、育毛剤を1ダース買ったこともありました。」
SATOMIさん「抗がん剤でまつ毛や髪の毛が抜け落ち、それを隠しながら頑張る雅美を必死に支えました。ある時、頑張りすぎた雅美が弱音を口にしたときがあって。なんとか元気にさせる方法はないかと考え、過酷な富士五湖ウルトラ100キロマラソンに挑戦しました。最後のトラック、雅美も一緒に走ってゴールしたよね。」
MASAMIさん「12時間、待って見ている方も辛かった。足が動かなくなったり、吐いたり、泣いたり、立ち止まったりする里美の姿をみて、辛い治療も頑張って乗り切って、絶対元気になるという強い気持ちが持てました。」
 

苦しいときこそ口角を上げて笑う。笑顔で前向きに生きる。

SATOMIさん「私の自分らしさは “いつも笑っていること”。苦しいときこそ口角を上げて笑う。苦しいことは当たり前、そんなときこそ自分を盛り上げることが大切だと思います。」
MASAMIさん「私は“頑張っている”ことが自分らしさ。“がんばる”は、歯を食いしばって、しかめっ面で“頑張る”という意味ではなく、顔を晴れやかにして、笑顔で前向きに生きるということです。だから私たちは文章を書くとき、“顔晴る”って書くんです。」
 

小さな幸せを見つけて、ポジティブな気持ちを心がけています。

SATOMIさん「可愛いお洋服を着たり、美味しいものを食べたりと、何かの力を借りて小さな幸せを見つけて気分を上げる。苦しいことがあったときには、外で美味しい空気を吸って、気分転換をしてリセットします。今日のお洋服可愛いねと褒められると嬉しいし、だから“顔晴れる”。いつまでも若々しくいたいというポジティブな気持ちを心がけています。」
MASAMIさん「ハッピー体質を心がけています。胸を大きく開いて、深く深呼吸する。すると自然に笑顔が生まれ、小さな幸せに気づくことができます。自分を大人可愛く魅せてくれるお洋服を身につけ、気分を上げて、ハッピーワードをたくさん発すると、嫌な事があっても跳ねのけられます、ポジティブな気持ちで一緒に輝き続けましょう。」
 

若々しくパワフルに。たくさんの方に元気を発信していきたい。

SATOMIさん「ヨガの深い呼吸法が身体にいいと聞いて、インストラクターの資格を取得したとき、雅美がどんどん元気になっていったでしょ。里美自身も43歳で三女を出産してから疲れやすくて大変なとき、骨盤インストラクターやサプリメントアドバイザーなど色々学んで、今こうしていられるので、たくさんの人を元気にしてあげたいです。」
MASAMIさん「人生100年、元気に若々しくパワフルに。自分自身がお洋服の力に助けられて“顔晴れて”きたからこそ、ファンの皆さんがいくつになってもポジティブな気持ちで輝き続けられるお洋服を作り続け、元気を発信していきたいです。」

 

何かを始めるのに年齢は関係ない。色々なことに興味をもって挑戦し続けたい。

「まず自分を好きになるということ。自分自身を好きにならないと人を好きになれないと思います。何かを始めるのに年齢なんて関係ない。どんどん色々なことに興味をもって、『私なんか…じゃなくて、私も私も』と向上心を持って、ワクワクドキドキしてときめきながらHAPPYを感じることです。私たちも、50歳からの挑戦をワクワクして楽しみにしています。QVCの金さん銀さんを目指して、これからも皆さんに感謝しながら頑張っていきます。」