QVC歴代売上記録第1位、「プラセンタ100」を開発。たくさんの女性に支持されつづける銀座ステファニー化粧品・プロダクトプロデューサーの吉田洋子さん。記録を塗りかえつづけるプラセンティストシリーズをはじめ、商品作りやプロデュースにおいて大切にしている事を伺いました。

開発に携わり、34年。

小さいときから体のことで、悩んでいたことががありました。何か良い方法はないかと、ずっと探していたら、アメリカから初めてビタミンを輸入された方と知り合う機会があり、その方や、アメリカの栄養学を学んでいらしたその方のお仕事仲間の方に色々教えていただいたことが、サプリメントとの出会いでした。自分自身、助けられ「サプリメントってすごいかも・・・」という発見が、様々なものを開発して皆に伝えたいという思いへと変わっていきました。

念願の会社設立。ゼロからのスタート。

知人からも勇気をもらい、小さい頃抱いていた会社設立の夢を実現し、メーカー様や、企業の社長、化学の専門家の方など、たくさんのご縁が繋がっていきました。開発など何もわからず、様々な事を教えていただきながら、ゼロからのスタート。今でこそ、よく、「化学系の学校を卒業されているのですか?」と聞かれますが、全然そんなことない。素人からのスタートでした。

全くの素人でしたが、困難というものは感じたことがない。

開発の仕方も自己流でした。プロの方は計算で行う場合が多いかもしれませんが、私は素人だからこそ、計算ができないからこそ、モニターを使います。モニターに沢山試してもらいます。通常、商品を開発、生産するにはスタートしてから約半年。しかし、私はこだわりが強いからこそ、1つのものを長くご紹介していきたい。長く使っていただきたい。だから、モニターテストで2年から5年はかかります。日本には四季があり、夏と冬で気候も違うので、どんな季節にも適用できるものを作っていきたい。テストに時間がかかり「遅い」と言われても「納得いくまでは世に出さない」を突き通しています。本物を追求するからこそ、時間がかかるのです。本物を追求するからこそ、世界各国様々な場所に出向いて、世界最高品質の原料を探し回っている。私自身は楽しんでやっていますが、大変ね、と周りからはすごく言われます(笑)。>

大切なのは、確固たる自分を持つこと。

人生にはプラスのときとマイナスのときが、誰にでも絶対ある。大変なこと、困難は誰にでもあるけれど、誰にでもいいこと悪いこと両方あって、大変なことがたくさんある分、それだけ助けてくれる人も沢山います。もう運命としかいいようがないのですが。 私も24才のとき全てを捨てて、一からのスタートでしたが、自分がすべてを捨てても、無くなっても周りの人達の態度は変わらなかった。でも、もし見栄を捨てきれずにいたら、誰も近づいてくれなかったかも。体さえあれば、何でも出来る。信念をもって、できることをしていくことが大事。「人の価値観」についてあらため考えさせられましたね。